アズED・パパンと娘

「何度も申し上げた筈です。結婚は、しません。」 「私も何度も言っている。結婚はお前にとって不利な事ではない。  断りを入れる私の身にもなってくれ…!」 「父上にご迷惑をお掛けしている事は…申し訳ないです。  ですが、こればかりは聞けません。」 「レヴィノスの家の事は心配いらないと、何度も言ったな」 「そういう事でお断りしているのではないと、私も何度も言いました。 嫁ぐとか婿を貰うとか、そんなものは関係ありません」 「…アズリア、お前も女の一端であるなら、多少なりと結婚への夢を見ることもあっただろうに」 「それは勿論です。父上と母上は、私の理想の夫婦ですよ。  …ただ単に、今の生活の中に『夫』が入る隙間がない、それだけです」 「そんな調子だと、いつまで経っても隙間が出来そうにないな。」 「それはもう。…そうですね、もし仮に私が戦場で傷を負って、手がない、足がない、目が見えない …そんな状態になってしまった時は、結婚しても良いと思うかもしれません。」 「今度は貰い手がいなくなるな」 「お分かりになったでしょう?結婚する気はありません」 「まったく強情な。一体誰に似たのやら」 「ふふ、…お母様と、私の大切な"先生”だと思います。お父様。」 ++++++++++++++++ >パパに夢みすぎてよく分からないことに。 >先生の事を好きなまま、他の人と夫婦になるなんて、そんな器用なことはアズたんできないと思うんだ。 >一回ほどお付き合いをしてみて、先生とどうしても比べてしまって、うがーッ!てなって、↑を自覚したらいいと思うんだ。 >若干甘えたな方に寄ると、「女言葉」+「お父様」が発動すると超モエール。 >数年後、明らかに年下(実年齢は同じ)のへらへらした赤毛男連れてきて「結婚しますv」と嬉しげに報告する娘見て父撃沈とか。